3分で孤独感を克服する方法。ウジャイ呼吸法とは?

孤独だなぁ・・・

どうしようもなく寂しい。

1人がつらい。誰かにすがってないと気がおかしくなりそう。

こう感じて辛くなったことありませんか?

 

特に女性は、男性に比べて性質的に不安になりやすいから、孤独感を感じてしまう。

寂しいなと感じることが多いと思います。

 

今回の記事では、孤独を感じて寂しいとう「孤独感を克服する方法」を紹介します。

この記事で紹介する方法は、ヨガの実践法の1つ。毎日やってる呼吸を工夫する方法です。

 

誰でも、いつでも、どこでもできてる簡単な方法です。

自分の心をごまかして「孤独感を感じないふりをする」ような方法ではありません。

ヨガの教えに基づく、一人の人間として自立して、孤独感を感じることなく幸せに生きていくことができる方法です。

 

なぜ人は、孤独感を感じてしまうのでしょうか?

例えば、こんなシチュエーション。

失恋した時。

誰も愛してくれない。もう一生ひとりかもと感じた時。

仲が良さそうなカップルや家族を見た時。

会社で自分の味方は誰もいないと感じた時。

会社で誰とも話さなかった時。

誕生日を祝ってくれる人がいない時。

 

シチュエーションは異なると思うのですが、「寂しい」「不安」といったネガテイブな感情を伴う時に、人は孤独感を感じてしまいます。

 

そしてネガティブな感情を感じて孤独を感じてしまう人は、精神的に自立できない。

自分の幸せを誰かに依存してる傾向があります。

 

だから、人に依存して寂しさや不安を埋めようとする。

だけど、他人は自分の100%期待通りには動いてくれない。

 

また、パートナーと別れたり、友人が引っ越したり、仕事が忙しかったりで、構ってくれなければ途端に寂しさを感じてしまうのです。

孤独を埋めるためにパートナーや友人と繋がっても、今度は相手を失うかもしれないという不安に襲われてします。

 

つまり、外から孤独感を埋めようとしても埋まりません。

孤独感を克服するためには、自分の外側ばかりを見を向けるのではなく、自分の内側へ目を向けることが大切です。

 

自分の内側に意識を向けること

ヨガでは孤独感など苦悩の元となるのは、「自分の本質」について理解せず、本当の自分に出会えていないからと説かれています。

ヨガでは本当の自分のことを、「プルシャ」と言います。

 

プルシャは、私達の本質、魂ともいえるもの。時代や場所が変わっても変わることのない。不変の存在です。

あなたは、自分の見た目や体、考えなどを本当の自分と思ってるかもしれません。

だけど、ヨガでは、体、心、感情、呼吸、知性はプラクリティと言われていて、本当の自分じゃないんです。

ヨガのゴールは、プルシャとプラクリティを見分けて、自分の本質と繋がること。プルシャそのものになること。

アーサナ(ポーズ)も単なるストレス解消やダイエットのための運動ではなく、プルシャと繋がるための訓練法です。

 

だけど多くの人はプルシャとプラクリティを混同します。

プルシャとプラクリティを混同してしまうと、寂しい、孤独だという気持ちが生じてしまう。

孤独を根源から断ち切るには、プルシャとプラクリティを見分けて、自分の本質と繋がること。

自分の本質を知り、不安定に揺れ動く心に振り回されないこと。

 

具体的な訓練法がヨガのアーサナや呼吸法なんです。

それではアーサナよりも簡単な呼吸法で孤独感を克服する方法を紹介します。

その方法はウジャイ呼吸法です。

孤独感を克服する方法

ウジャイ呼吸法とは?

ウジャイ呼吸法は、胸式呼吸で行う呼吸法です。

ヨガの呼吸は腹式呼吸で行うものが多いのですが、この呼吸は胸に両手をあてておこないます。

胸式呼吸は鼻から息を吸って鼻から吐きます。息を吸う時には肺を思い切り膨らませる呼吸法です。

ちなみに胸には、愛のチャクラ、ハートチャクラと言われる第4チャクラがあります。

 

ウジャイ呼吸法は、喉の奥から自分だけが聞こえるくらいの小さな摩擦音をたてながらおこないます。

息を吸う時、また吐く時に、喉の奥でシューッという摩擦音を出します。

音を出して呼吸することにより、呼吸音が心地よく感じられるようになります。

音に集中することで、呼吸に集中しやすくなります。

心を安定させる効果もあるといわれています。

 

また、ウジャイ呼吸法を行うと、体内の換気量がおよそ6倍も増加すると言われてます。

身体を温め血行を促進する作用や、

内臓器官の活性化などの効果も期待できます。

 

その他、ウジャイ呼吸法のメリット

さらにウジャイ呼吸法を繰り返し行うことで、こんな効果も期待できます。

 

自己肯定感アップ
自己肯定ができない人は、劣等感が孤独感に変わってしまいます。

自分を肯定してくれる人を外に求めようとします。

ウジャイ呼吸法をすることで、本当の自分にであえば、自分で自分を肯定することができるようになります。

 

ネガテイブから解放される
マイナス思考で物事をネガティブに捉えやすい人は、すぐに自分には味方がいないと思い込んでしまうことで孤独感を感じます。

本当の自分と繋がればネガティブな思考に左右されません。

 

執着から解放される
執着心が強い人にとっての恋人や家族は存在がとても大きく、身近にいてくれないと孤独感を感じがちです。

自立できれば、人への依存からくる執着から解放されます。

 

承認欲求から解放される
人は認めてもらうと自分に存在価値を見出して、喜びを覚えます。

そうすると心地よくなって、「認められたい。」という快感から抜け出せない。

プルシャに出会うことができれば、自分で自分を認められるようになるから、他人に承認を求めなくてよくなります。

本当の自分であるプルシャは、いつ、いかなる時でもあなたに寄り添ってくれる存在です。

 

ウジャイ呼吸法のやり方

①あぐらなど楽な姿勢で座り、背筋をピンと伸ばします。

背骨の後ろが引き上げられるようなイメージを浮かべると、背筋がピンと伸びます。

背筋は伸ばすけど、背中の緊張をといて、リラックスさせてください。

顔が前のめりにならない。頭を軽く後ろに引いて、首の後ろを伸ばします。

 

②肩はリラックスさせ力を抜きます。

目は軽く閉じ、胸の中心に両手を重ねてください。

 

③シーっという音を立てながら息を吸います。

両手は広げて胸を大きく開く。自分の呼吸の音に耳を傾けます。

 

④息を吐くときは、両手を胸の中心に重ねます。

手で触れられることによる温かい感覚を感じてくると思います。

呼吸の時に出す音が集中を誘い、呼吸音を心地よく感じられるようになります。

吸う、吐くは一定のリズムで繰り返します。

 

【ポイント】

鼻で呼吸して、鼻で吐きましょう。

鼻呼吸すると、ホコリや細菌やウイルスなどが体内に侵入するのを防ぐことができます。

鼻から呼吸することで、空気が温めらるので、肺に温かい空気を届けることができます。

口で吸うと、鼻で吸うほど異物を取り除けないほか、空気の温度や湿度も高められないため感染症のリスクや肺の免疫力を低下してしまうことがあります。

 

いつやるのがいい?

あなたが気になった時に行ってください。

いつでも大丈夫ですが、一番のオススメは朝です。

朝、太陽の光を浴びながら行うと、1日の始まりを清々しい気分で向かえることができます。

太陽の光を浴びると、脳内で「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」という物質が生成されます。

「セロトニン」は心をポジティブにしてくれる効果や、自律神経を整えてくれる効果があります。

朝早く起きて、太陽の光を浴びながらの呼吸法はより効果的です。

 

【朝活についての参考記事】

まとめ

孤独感を克服する実践法としてウジャイ呼吸法を紹介しました。

今日お伝えしたようにヨガには、私達が普段抱える悩みを解決できる教えや実践法がたくさんあります。

今日は、ウジャイ呼吸法の1つだけ紹介しましたが、呼吸法にもたくさんの種類があります。

 

呼吸法やヨガ哲学の教え、それから瞑想法についてもっと知りたいなら、もっと深く学びたい方にオススメなのがディープマインドフルネスです。

 

 

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